床ずれの代表的な予防用具としてエアマットは有名です。
エアマットの一番の目的は、床ずれ患部への圧力を分散させ、圧迫を緩和することにあります。
したがって、エアマットは床ずれの発生した部位や患部の状況、体型などに応じて、使い方や接触範囲、除圧や減圧範囲が異なります。
エアマットを正しく使用して、初めてその効果が期待されます。
誤った使い方を継続した場合、逆に床ずれを悪化させてしまうリスクもあります。
具体的なエアマットの落とし穴(不適切な使用例、誤った使用例)を紹介します。
・エアマットの上に厚手の布団や毛布が敷かれており、減圧作用が機能していない。
・業者がエアマットを設置したが、圧等の設定をし忘れ、不十分のまま使用してしまう。
・何らかのアクシデントで電源スイッチを切ってしまい、そのまま気がつかない。
・特に患者の足元に電源があり、足が接触して切ってしまう。
・一度購入したエアマットを継続して使用し続ける。
(床ずれの発生部位、患部、症状に合わせて最適なエアマットがベスト)
定期的に看護師や先生が訪問している場合は、これらエアマットの落とし穴・不適切な使用に対するチェックが入ります。
しかし、訪問期間が長かったり、訪問予定が無い場合には、間違った状態のまま長期間使用し続ける恐れがあります。
最悪の場合は、床ずれの患部が悪化したり、治療に長期間要したりすることがあります。
エアマットの簡単な以下のチェック項目ぐらいは気にして確認したいものです。
・電源スイッチを足元へ置かない
・電源スイッチが切れていないか定期的に確認する
・エアマットの上に厚手のものを敷かない
また、子供や幼児によるいたずら、埃による電源の不具合なども気をつけたい項目です。
正しくエアマットを使うことで、正常な減圧、分圧機能を働かせましょう。
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